2010年7月25日 長野県白馬村 その2


早い時間に宿を出発。
ネットで急に予約したペンション「アルムハウス」はシンプルで建物の中は広く、食事も美味しかった。

少々道草しながら栂池高原自然園に出向く。



オニシモツケには緑に輝くカミキリムシがたくさん来ている。



ヤマキマダラヒカゲ?



自然園の湿原ではコバイケイソウが満開で、今年は当たり年だという声が聞こえた。



今まで見たことがないトンボがいた。
調べたらカオジロトンボという高層湿原に産するトンボとのこと。



ミズバショウの花がほとんど終っていたが、これは貴重な残り物。



途中、風穴があって、吹き出す風は4℃と冷たい。
湿原の中に突出した樹の先端でアオジがさえずっている。



お別れの挨拶をするためOさん宅に立ち寄ったら、お土産を沢山頂いた。
中でも、Oさんの畑で収穫したばかりのブルーベリーは鮮度も味も絶品だ。




Oさんご夫婦とお別れして、白馬 五竜 高山植物園に向かう。

途中、「利根川蕎麦店」でもり蕎麦を2枚食べたがなかなか旨い蕎麦であった。


ここもリフトで一気に標高1500mまで登る。植物園はほとんど植栽だが、
目的はヒマラヤの青いケシと他の高山植物に飛来する蝶である。



これがヒマラヤの青いケシ。なんとも清楚な色だ。



ここでもヒメシジミ。



オニヤンマもいた。



ここでもクジャクチョウを発見。
翅が擦れているが、近付いても逃げない。



目的の一つであるクジャクチョウも撮れた。

今回の旅は、白馬村を飛び立った一頭のアサギマダラに導かれた旅であった。

しかし、あの小さな体で東北・信州から、遥か沖縄・南西諸島にまで渡っていく
アサギマダラの飛翔能力に改めて感動したのと、Oさん、鳥平さんをはじめ、
三重蝶友会の皆様方、アサギが結んでくれた素敵な人たちとの御縁に感謝!




GPSログデータです。(走ったなー)



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